東京都ミシン商工業協同組合
フェイスブック ツィッター


海外の発達史

1589年 ウイリアム・リー
妻が毛糸を編むのを見て、機械編みを考案、ミシンの1本針を使う単環縫いのはじめで、「最も古いミシンの研究」と言われている。
1755年 チャールズ・ワイゼンザール
両先が針で中間に針孔のある針を使ったミシンが作られ、これが最初のミシンであると言われている。
1790年 トーマス・セント
実用できる程度のミシンを作り、イギリスの特許を取った(ミシンの基礎的条件を備えた機械)。
j_m_1790.jpg (10175 バイト)
1804年 トーマス・ストーン
ジェームス・ヘンダーソン
共同で刺繍装飾ステッチの改良を行い、特許を取った。
1814年 ジョセフ・マディスベルガー
刺繍ステッチミシンの発明、特許を取得
1830年 バーセレミー・シモニー
コード刺繍の機械化を最初に行い、業務用として実用化、特許を取る。
1834年 ウォルター・ハント
2本糸による、ロックステッチの発明。上・下糸のある本縫いミシンの元祖。
1842年 ジョン・J・グリーノフ
皮革等の堅い素材用に、針に先行して穴をあける突きギリを併用する方式であったが、実用化されていない。
1843年 ベンジャミン・ビーン
曲針を持って、環縫ミシンの特許を取る。
j_m_1843.jpg (25611 バイト)
ポスト・ウィック
特殊ミシンを考案し、特許を取った。
ジョン・コーリス
グリーノフの発明を更に改良し、実用化可能の域まで達しながら、蒸気機関の開発に没頭。
1844年 エリアス・ハウ
先端に針孔のある針を使用して、はじめて実用に適する完全な本縫ミシンの組立に成功、特許取得。
アレン・ウイルソン
ハウのミシンを全く知らないで、むしろハウ以上のミシンを製作。
ナザニエル・ウイラー(米)と共同して、ウイラー&ウイルソン式特殊型の基礎を作った。
1849年 ウイリアム・O・グローバー
ベーカー(米)と共同して、ボビンに糸を巻かないことを考えて、二重環縫いミシンを作った。
1850年 アイザック・シンガー
ミシンの改良研究に着手。シンガー独自の特許を取得。第1号機を完成(1851年)
1851年 アレン・ウイルソン
ウイラー&ウイルソン会社を設立。

 

 

j_m_1851.jpg (11216 バイト)

 

 

1854年 エイリアス・ハウ対アイザック・シンガーの訴訟和解成立。弁護士ポッターが各種ミシンの機構上の結合を考案し、ハウをはじめとした特許権をプールする結果にした。

 

 

 

1858年 ジェームズ・ギブス
と共にウイルコックス&ギブス社を設立。低価格の単環ミシンで世界的市場を形成

 

 

j_m_1876.jpg (24413 バイト)
1904年 シンガーは、1,000万ドルの会社を設立

 

1907年 ウイラー&ウイルソン社を合併し、全世界のミシン生産額の2/3を占める企業になり、世界のシンガーとして地盤を固める。

 

 

 

  



ミシン発達史
はじめに
日本の発達史
海外の発達史